免疫力を下げない体

    カテゴリー:ナーシングトーク

    2020年06月27日

    免疫力をあげるには体を暖めることがとても大切です。
    体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかってきています。

    それは、
    体温が下がって血流が滞ると、免疫力を司っている白血球の動きや働きが悪くなってしまうのが原因だから!!

    しかし、、
    さまざまな生活習慣の影響により、現代人は体温が36℃より低い「低体温」の人が多くなっています。

    そして、、
    これからの暑い時期は、エアコンなどで体は思っている以上に冷えてしまっていることが少なくありません。

    ですので、、
    免疫力を下げない体づくりのために、
    まずは、体を温かく保つことを意識してみて下さい!!

    まずは、、、入浴!!

    熱いお湯に短時間入浴するのでは体の表面だけしか温まりません。
    38~40℃のややぬるめのお湯に10~20分は浸かりましょう。
    ポイントは肩までしっかり浸かること!
    炭酸入りの入浴剤を使用すると、さらに温熱効果が高まりますよ。

    そして、食!!

    オススメなのが『生姜紅茶』

    ショウガに含まれる辛味成分には、体を温めるだけでなく、血流を良くして免疫力を高める作用があります。
    また、茶葉を発酵させた紅茶にも体を温める作用があります。

    〜作り方〜
    熱い紅茶にすりおろしたショウガを適量入れ、ハチミツか黒砂糖で好みの甘さにします。ショウガはチューブ入りのショウガでもOK!

    さらに、、『サバと大葉の丼ぶり』

    サバなどの青魚に含まれる不飽和脂肪酸は、血液をサラサラにして血行をよくする働きがあります。
    豊富な鉄分で冷えを取り除く大葉と一緒に食べれば、温め効果がアップ!!
    〜作り方〜
    温かいごはんの上に大葉と海苔をちぎって敷き、サバ缶(醤油煮)をほぐしたものを汁ごと適量乗せます。
    ゴマをふっても美味!

    体温が下がり、血流が滞って必要な栄養や酸素が行きわたらないと、すぐに代謝も落ちてしまいます。

    暑いからと冷たいものばかりを摂取したり、、
    長い時間、エアコンにあたっていては血流が悪くなってしまうのです!!

    免疫力を下げないためにも、暑い時期でも、体を冷やしすぎない努力が必要ですね!

    宮本。