医療はさ最新であるべきだけど、あるべきじゃない

    カテゴリー:ナーシングトーク

    2021年09月1日

    「医療は最新であるべきだけどあるべきじゃない」

    ちょっと…

    難しい話。

    タイトルもとても悩む…。

    伝えたいことが簡単に伝えられない…。

    私たち…とっても元気な2人!!!

    ですが、意外と病院にはお世話になりっぱなし…笑笑

    その度に、自分の看護というものが正しかったのか…と思うことが多々あります。

    れーが数ヶ月前に、ヘルニアのオペで大学病院に入院したときの話…

    病室で点滴を落とす際、

    顔を見てくれない。

    腕にはめている、名前のバーコードをピッと確認するのみ。

    私たちが看護師になったのは20年前の話…。ですから、バーコードにピッは、ない時代でした。

    もちろん、近年、点滴や、薬の投与にミスを防ぐために、患者様の管理はバーコードで確認することが主流にはなってきていると思います。

    しかしです。

    もちろん、ミスは人の目より減るのはわかります。

    しかしです…。

    看護師が患者の顔を見て確認しないなんて…。

    れーとわたしは…びっくり!!!

    そんなことってあります!?

    看護は、、、。

    AIでできるものだとは思えません。

    人を治すのは、高度な医療です。

    しかし、人の心も共に治すのは、人の心です。

    私たちは、点滴を投与する際、名前の確認を3度して、更に患者様自身にお名前を言っていただき、ベットサイドで確認しました。

    その時の表情で、患者様の容体、感情、あらゆることが見えているような気がします。

    それが、目も合わせない…。

    私たちは…がっかりです。

    医療は、どんどん高度になっていく必要はあると思います。

    しかし、人と人の繋がりは、最新で高度である必要…あるのでしょうか???

    近年のITの加速化に伴い、人の温かい看護が見失われている気がしました。

    瀧川